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山陰自動車道実現に向け

ページID:0010222 更新日:2014年5月30日更新 印刷ページ表示
総会のようす

総会のようす
会長としてあいさつする大西市長
中尾下関市長もあいさつ
スライドを使った講演を全員で聴く
長門俵山道路の完成予想図も
 5月30日(金)、ルネッサながと軽運動室で山口県山陰自動車道長門・下関建設促進期成同盟会の平成26年度総会が開催され、長門市・下関市長、両市選出県議会議員、商工会議所の関係者ら約40人が参加しました。  この会は、山陰自動車道の長門・下関間の早期事業着手、早期実現をはかることを目的につくられたもので、両市、両市議会、山陰高規格道路長門市~下関市間早期実現連絡会議などが参加しています。  総会では、大西市長が期成同盟会の会長としてあいさつ。「昨年度は商工会が加入するなど、組織が強化され、市民挙げての運動になってきたと思う。今年度、俵山道路は本格工事に着手され、事業は進みつつあるが、俵山から下関側への要請活動などの取り組みを強化していくことが必要だと思う。力を合わせてすすめていこう」と述べました。また、副会長の中尾下関市長は、「文化・医療・防災の拠点ルートとなる俵山~下関間について、ルート決定が待ちどおしい。長門市と下関市は北九州経済圏として広域連携を進めていきたい。そのためにも、ぜひこのルートを実現させたい」と話しました。  その後、同会の25年度事業、決算について審議され、いずれも承認されました。また、役員改選が行われ、引き続いて大西市長が会長、中尾市長が副会長、また、両市の市議会議長が幹事を務めることなどが決まりました。  そして、26年度事業計画や予算が審議、要望活動などを行うことが決定しました。  総会終了後、国土交通省中国地方整備局山口河川国道事務所の西野賢治所長により、「長門俵山道路の整備状況と山陰道三隅~小月について」と題して講演が行われ、現在の国の状況やこれまでの経過、今後の見通しについて関係者が理解を深めました。山陰自動車道は鳥取~島根間はかなり進んでいるが、俵山~下関間についてはまだ遅れている。産業、特に漁業の販路として期待されること、また医療については3次救急への患者の負担の減少、観光については沿岸でも内陸でも多くの観光資源のある長門や萩、遠くは浜田や大田、出雲や松江へのルートとして周遊プランが増えるなどの効果が期待されている、と話しました。西野所長は、これからも要望に応えられるように汗をかいていきたい、と話を締めくくりました。  同会では、今後も山陰自動車道の実現に向け、取り組んでいくこととしています。