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深川川川づくり検討委員会

ページID:0010212 更新日:2014年5月19日更新 印刷ページ表示
委員会のようす

委員会のようす
会長に選出された徳山工業高等専門学校教授の佐賀孝徳さん
委員の紹介
意見交換のようす
意見交換では、環境に配慮してほしいという意見が多く出た
 5月19日(月)、ルネッサながと「軽運動室」で第1回深川川川づくり検討委員会が開かれました。 これは、長門市を流れ深川湾に注ぐ流域面積約67.2?の深川川の河川整備計画を策定する委員会で、「大河内川ダム事業」のダム検証の検討内容について意見を求めようと開催されました。 この日行われた委員会では、はじめに学識経験者や深川川に関わる自治会、農業や漁業などの関係者20人の委員から会長が選出され、徳山工業高等専門学校教授の佐賀孝徳さんが推薦されました。会長となった佐賀さんは「学校では水理学を研究しています。水系の特徴上に人々の生活基盤や文化、歴史があります。そのベースとなる委員会として委員の皆さまの協力をお願いします」とあいさつをしました。 この後行われた委員会では、事務局となる山口県職員から深川川水系河川整備計画(案)についてと大河内川ダム事業の検証について説明がありました。深川川は、長門市と美祢市の境にある天井山に源を発し、深川湾に注ぐ2級河川です。過去には、6度大きな洪水被害と2度の渇水被害を経験、水源の整備が求められました。このため、市と県では、共同して大河内ダムを計画し、平成2年に大河内ダム建設事業に着手しました。 委員会ではこのたび、現在進められているダム事業を検証することとなり、国の示したコストや実現性、環境への影響などの評価基準を軸にダムの治水及び利水について評価しました。その結果、治水、利水双方の観点から深川川では、大河内川ダムの建設と深川川から大河内川への導水路の建設、河川改修の組み合わせによる整備が最適であると評価されました。 説明後行われた意見交換では、工事の着工予定日の確認や環境への配慮、市民の親しめる川づくりをしてほしいなどの意見が出されました。 なお、次回の深川川川づくり検討委員会は、7月に開催される予定で現地見学などが行われます。また、県では、大河内川ダム事業の検証を進めるにあたって、5月20日よりhttp://www.pref.yamaguchi.lg.jp/cms/a18600/damkensyou/pabukome-o.html" target="_blankパブリックコメントを行い、広く市民・県民の意見を募集するということです。