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清風の遺徳を偲ぶ

ページID:0010183 更新日:2014年4月28日更新 印刷ページ表示
祭のようす

祭のようす
祭に続いて行われた講演
三隅山荘(国指定史跡)
 4月26日(土)、三隅の村田清風記念館で清風祭が行われました。これは江戸時代後期に長州藩の藩政を担った郷土出身の村田清風の功績をたたえるため毎年開催されているもので、行政関係者や地元住民ら約30人が参加しました。  村田清風は、長州藩の第9代毛利斉房から第13代毛利敬親までに仕え、四白政策(米・塩・紙・ろう)などを推し進めて藩の財政立て直しに取り組みました。また、明治維新で活躍した人物を育てた吉田松陰に大きな影響を与えました。  祭では、参加者全員で玉串を捧げたあと、村田清風顕彰会の大谷喜信会長が清風についてエピソードを語りました。  祭のあと、記念館では萩市博物館の樋口尚樹学芸専門監により「幕末の刀匠 山浦清麿と村田清風」と題した講演が行われました。山浦清麿は江戸で作刀していたところ萩藩に招かれ、村田清風と親しく交流した人物で、参加者は興味深い話に耳を傾けていました。 ; min-height: 24px  記念館そばにある清風の生家「三隅山荘」では、祭の参加者にお茶が振る舞われ、来場者はお茶を飲みながら清風の遺徳を偲んでいました。