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キジハタの魚礁を設置

ページID:0010060 更新日:2014年1月24日更新 印刷ページ表示
魚礁を海中に設置するようす

魚礁を海中に設置するようす
3種類の幼稚魚保護礁15基
カキ殻やホタテガイ殻を使用し、キジハタの幼魚のエサ場と隠れ場を確保
石の間にエサとなるエビやカニ類が多く生息する
クレーンで引き上げられ設置された
 1月24日(金)、油谷久津漁港付近の海にキジハタの魚礁が設置されました。 県では、これまで市場価値の高いキジハタの資源増大を図ろうと種苗生産や放流調査、生態に関する調査などに取り組んできました。 その事業に続いて平成24年から計画されていた豊浦大津地区水産環境整備事業では、放流したキジハタの生息場を確保しようと事業費約8億円をかけて漁場の整備を行うこととなりました。 事業の内容としては、体長30㎝未満の小さなキジハタが外敵から身を守ったりエサを確保するための幼稚魚保護礁と若成魚保護礁を長門市に久津を含む5か所と下関市に4か所設置。30㎝以上に成長したキジハタが生息するための生産礁を長門市と下関市に2か所ずつ設置するものです。 この日、魚礁設置の最初の地となった久津地区の油谷湾内では、幼稚魚保護礁15基が水深5mの海底に設置されました。 なお、県では今後、122基の幼稚魚保護礁と153礁の若成魚保護礁を設置し、秋ごろから4か所で生産礁を設置し、海の環境整備を行っていきます。