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中学生が防災対策を市に提言

ページID:0010034 更新日:2013年12月25日更新 印刷ページ表示
まとめた提言を発表する生徒

まとめた提言を発表する生徒
生徒を激励する大西市長
現状やアイデアを記入する生徒
出された意見をまとめていく
活発な意見が交わされた
 12月25日(水)、長門市物産観光センターで、長門市の防災対策をより一層進めるための熟議が開催されました。 これは、長門市の防災対策の推進と防災意識の高揚を目的に市内の中学生を対象に行われました。 この熟議では、東日本大震災で被災した南三陸町への研修視察に行った生徒が市内各学校6校から2人ずつ参加し、中学生らしい視点で話し合い、グループごとに市に提言しました。 熟議に入る前に行われた開会行事では、大西市長が「南三陸町で感じたことを若い人ならではの視点でまとめ、提言してほしい。来年度予算の中で活かせるものは活かしていきたい」と生徒を激励しました。 この後行われた熟議で生徒は、2グループに分かれて2種類の付箋紙に意見をまとめていきました。青色の付箋紙には長門市の現状を記入。赤色の付箋紙には自分たちのアイデアを記入しました。続いて、黄色の付箋紙には、意見の出た中で絶対にしてほしいことを詳しくわかりやすい言葉に変えて記入していきました。各グループで活発な意見が出され、生徒は進行役であるファシリテーターを中心に意見をまとめていました。意見がまとめられたところで、各グループの代表が市に対して提言を行いました。 提言の発表では、各地域で避難訓練をするや市や消防の防災に詳しい人が講演をする、手にしやすいハザードマップを作る、地域と学校がつながりを持つなどたくさんの提言が出されました。 提言を受けて防災危機管理課の小川課長は「自治会単位での訓練を行い、一人ひとりが危機意識、防災意識を高めてもらうための取組が大切だと感じた。また、捨てられない持ちやすいハザードマップ作りを目指したい」と提言を受け入れ、「意見を参考にしながら現在進めている避難所や海抜の表示板を設置や公共施設の耐震化を進めていきたい」と話しました。