ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 長門の話題 > 書家「金澤翔子」さんが揮毫

本文

書家「金澤翔子」さんが揮毫

ページID:0009929 更新日:2013年10月15日更新 印刷ページ表示
「慈愛」の書と金澤親子。この書は長門市に寄贈される

「慈愛」の書と金澤親子。この書は長門市に寄贈される
パフォーマンスのようす。真剣な表情で筆を持つ翔子さん
壇上に立つ金澤泰子さん。「愛情」と「勇気」を来場者に伝えた
ダンスを披露した翔子さん。「30歳になったらディズニーランドの裏でひとり暮らしをしたい」と夢を語った
翔子さんと母泰子さんにたくさんの拍手が贈られた
 10月15日(火)、ルネッサながと「劇場」で香月泰男・金子みすゞ共同記念事業「記念講演」が行われました。 この日講演を行ったのは、女流書家金澤翔子さんの母 金澤泰子さんで、約500人が来場しました。開演を前に大西市長が壇上で「翔子さんは、今年行われた東京国体の開会式で素晴らしい揮毫をされています。書のパフォーマンスや講演を楽しんでください」とあいさつしました。 幕が上がると金澤翔子さんが壇上で書のパフォーマンスを行いました。緊張感のある会場で来場者は、真剣な表情を浮かべ、翔子さんの揮毫のようすを見守っていました。 パフォーマンスの後、「いのち こころ 家族」と題した講演が行われ、翔子さんの母金澤泰子さんが翔子さんの生い立ちや性格、これまで経験してきたことやその想いを語りました。講演の中で泰子さんは「翔子は、魂が純粋である。だから翔子の書にはかなわない」と書家である翔子さんを絶賛しました。また、泰子さんも翔子さんも金子みすゞの大ファンで、翔子さんが字が読めるようになったときにまだ全国的には無名であった金子みすゞ全集を購入したということです。 講演の最後に泰子さんは「20歳を期に開いた個展で人生が一変した。20年間の祈りが人知を超える力を生んだ。『見えないものでもあるんだ』と感じた。生きてさいいれば、絶望はない」と来場者に語りかけました。 講演を聴いた来場者は「翔子さんの純粋さに心を打たれた。また、泰子さんの話をヒントに子育てなど今後役立てたい」と感想を述べました。