10月13日(日)、ラポールゆやで「農業スタイルコレクション2013 in 長門油谷 with 会津若松」が開催されました。これは、山口県立大学の水谷由美子教授と安倍昭恵氏(安倍晋三内閣総理大臣夫人)が、若者に農作業に興味を持ってもらおうと農作業着のデザインの共同研究を行い、今回は同大学の企画デザイン室の学生ら10人が中心となって準備を進めてきました。また、この日は東日本大震災で被害を受けた福島の農業を支援したいという思いから、会津若松市の室井照平市長も会場に招かれました。 オープニングでは安倍氏が、「農業をかっこよくしたいという思いから、今日はこのようなファッションショーを開催することができてうれしく思います。魅力的な農作業着が広まり、ひとりでも多くの人が農業を楽しんでいただけたらと思います」とあいさつしました。 発表された農作業服には、伝統的なモンペを「モンペッコ」としてデザインしなおしたり、羽織風ジャケット「ハオリーナ」を開発することで、ファッションのデザインが取り入れられています。また、素材には会津の伝統的な生地「会津木綿」を取り入れ、柳井縞や玖珂縮とコラボレーションした農作業着も披露されました。 会場は約350人の来場者でいっぱいになり、斬新なデザインの農作業着に見入っていました。