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みすゞの言葉の力を伝えたい

ページID:0009887 更新日:2013年9月13日更新 印刷ページ表示
マスコミや保護者の見守る中で歌声を披露する市民劇団員

マスコミや保護者の見守る中で歌声を披露する市民劇団員
あいさつをする演出家の田辺国武さん
主演を務める丸山ひでみさん
劇団員のみなさん
 9月13日(金)、ルネッサながとリハーサル室で演劇集団 座 東京みかん・市民劇団員「金子みすゞの世界?こだまでしょうか 仙崎編?」制作発表が行われました。 これは、本年迎えた香月泰男美術館の開館20周年と金子みすゞ記念館の開館10周年を祝うとともに、この事業を通じて「香月泰男」と「金子みすゞ」の持つ世界感や作品を市内外に広く周知し市民等の芸術文化意識の高揚を図ろうと開催されるものです。 この日行われた制作発表には、構成・演出を務める田辺国武さんをはじめ、振り付けの椎木三奈さんや主演の丸山ひでみさん、特別出演の新宅由貴子さんや市民劇団員約30人が出席しました。 制作発表でははじめに作品の演出や構成について田辺さんから説明がありました。テーマは、「地球はやさしい」という金子みすゞにも通じる言葉で、田辺さんはこの作品を通して「みすゞの言葉の力を伝えたい」と話しました。 作品の公演時間は、約90分で3部構成となっています。舞台では、金子みすゞの作品が語りや歌、セリフなどで表現されます。作品の見所を田辺さんは、「通常のお芝居とは違う目を開けて見る夢みたいな演劇です。長門の子どもたちの素直な心と透明感のある歌声を聴いて欲しい」と話し、「上山雅輔さんと出会わなければ演劇の世界に入っていなかった。大きな出会いだった」と思い出を語りました。 特別出演となったシンガーソングライターの新宅由貴子さんは「10年ぶり参加させていただき光栄です。舞台の中で歌を歌わせていただけるので頑張りたい」と意気込みを語りました。 市民劇団員は今後、自主稽古や東京みかんの劇団員と合同稽古を行い本番を迎えます。  なお、演劇集団 座 東京みかん・市民劇団員「金子みすゞの世界?こだまでしょうか 仙崎編?」は、10月13日(日)18時からルネッサながと「劇場」で開催されます。入場料は、全席自由・税込で一般が1,000円、高校生以下が500円、未就学児が無料となっています。チケットの販売は、ルネッサながとまたは長門市内各公民館となっています。