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旧油谷中央公民館で訓練

<外部リンク> 印刷用ページを表示する 掲載日:2013年6月4日更新
床を崩さないように穴を開ける

床を崩さないように穴を開ける
訓練について説明する村田第2分隊長(写真右手前)
鉄筋を切るときには火花も出る
開いた穴から救助に向かう
ストレッチャーに乗せられて救助される
 6月4日(火)、旧油谷中央公民館で長門市中央消防署と西消防署の署員による火災防ぎょ訓練とブリーチング訓練が行われました。  この訓練は、解体予定の鉄筋コンクリート2階建ての旧油谷中央公民館を利用して、通常の業務では実施できない訓練を実施し体験することで、隊員の火災防ぎょや救助技術の向上、警防技術の伝承を図ることを目的に初めて実施されました。  午前中は館内で煙を発生させ、逃げ遅れた人の捜索や救助の訓練を行いました。  午後からは、地震等で倒壊した建物から救助するための進入口および救出口を作成する技術(ブリーチング)を使った救助訓練を行いました。    床に穴を開けるときには、いきなり穴を開けるとくりぬいた部分のコンクリートが落ちてしまうので、そうならないようにクリーンブリーチングという方法での救出活動訓練が行われました。これは、壁や床の裏側に助けを求めている人がいる場合もしくは不明の場合で、時間を要しても裏側に大きなガレキを落下させないように行う技術のことです。訓練は、床に1辺が90センチ程度の三角形の穴を開け、下に動けなくなっている人を救助するというものでした。  三角形にマーキングを行ってから、エンジンカッターなどでそのマークにそって厚さ約15センチのコンクリートの床に穴を開けました。下に落下しないように鉄パイプを通してからコンクリートを削りました。約2時間で穴が明きその穴から消防隊員が救助に向かい、ストレッチャーに動けなくなった人を載せて、再び引き上げられました。  この日の訓練の指導には、県の消防学校でも教官を務めていた村田和巳第2分隊長が担当しました。村田分隊長は、「ブリーチングはこの4、5年のうちに確立された新しい技術で、今日はそれを使って救助訓練を行いました。手順は本でも学べますが、要領は実際に体験しないとなかなか身に付きません。今日はとても貴重な体験ができたと思います」と話しました。  この訓練は5日と6日にも行われます。