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海友丸が遠洋航海に出航

ページID:0009638 更新日:2013年1月10日更新 印刷ページ表示
航海の安全を祈り見送る

航海の安全を祈り見送る
出航式のようす
生徒代表の静間萌々子さんが激励のことばを贈る
実習生代表の上田祐太さんが決意を表明
仙崎港から出航
 1月10日(木)、山口県立水産高校・大津緑洋高校水産校舎で平成24年度海友丸遠洋航海出航式が行われました。遠洋航海実習は、専門的な知識と技術を取得し、併せて国際理解を深めるとともに、船舶職員としての資質や人格の醸成に資することを目的に行われているもので、今回は大津緑洋高校の生徒しては初めての実習となりました。  式では清水校長が「海の厳しさを学ぶことで喜びを感じることができ、感動することで自分が変わっていくことが分かると思います。航海では感謝する気持ちを忘れないで、海を恐れず愛し、みなさんが成長して仙崎に帰ってくるのを期待しています」とあいさつしました。  生徒代表の静間萌々子さんは、「荒波に遭遇するなど、学校で学ぶことのできないつらく厳しいこともあると思いますが、仲間と協力しコミュニケーションを取って困難を乗り越えてください。体験を通して、たくましくなって仙崎に帰ってくるのを楽しみに待っています」と激励し、えひめ丸の慰霊碑に供える千羽鶴を託しました。  実習生代表の上田祐太さんは、「長い船上での生活は不安でいっぱいですが、教官の指導に従って慎重に行動し、仲間と助け合いながら多くの知識が得られるように、また、山口水産高校の歴史と伝統を受け継いで新しい歴史を作れるようにがんばります」と決意を述べました。  このあと、仙崎港に移動、家族や同級生が大勢見守るなか、42人の実習生を乗せて実習船海友丸は出航しました。この後 下関を経由、瀬戸内海を通って太平洋に出たあと、マグロ延縄操業を行い2月7日にハワイのホノルルに入港、えひめ丸慰霊碑訪問や現地山口県人会との交流会などを行い2月27日に仙崎港に帰ってくる予定です。