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被災地からお礼来訪

ページID:0009320 更新日:2012年2月24日更新 印刷ページ表示
河本支店長に感謝の気持ちを述べる青木代表(写真左)

河本支店長に感謝の気持ちを述べる青木代表(写真左)
市長室にもお礼の訪問に来られました。
 2月24日(金)、東日本大震災の被災地・宮城県牡鹿半島で、漁業を復活させようと活動する「牡鹿半島応援団」に対して、山口県漁協大浦支店が使わなくなった漁船を寄附したことから、同応援団の青木久幸代表が同支店に対するお礼の訪問をしました。同支店では組合員や知人から9隻の漁船を提供してもらい、山口東北人会(服部俊子会長)に輸送の協力を得て、昨年の11月・12月の2回にわたって漁船を現地に届けました。 河本浩彦県漁協大浦支店長は「ニュースで流れる被災地の悲惨な映像を見て、同じ漁師仲間として自分たちに何かできることはないかと考えました。漁協の組合員らに呼びかけたところ、被災者の力になれるならぜひ役に立ってほしいと提供の申し出が集まりました。一番のネックだった輸送費も山口東北人会からの力を借りて無事輸送でき、よかったです。今日は被災地からわざわざお礼に来られて、とてもうれしく思っています。現在も提供の申し出が数件あり、今後も可能な限り支援を続けたいと考えています」と話しました。青木代表は「支援を受けたときは本当にうれしいの一言でした。被災地の漁師の人たちは先の見えない不安な生活を送っていましたが、彼らがあきらめる前に船をわたすことができました。船は現在、気仙沼でさしあみ漁の船としてカレイの漁などに使われています。網やロープ類も不足しているので、引き続きご協力をお願いします」と感謝の気持ちを述べました。