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地域医療フォーラム

ページID:0009309 更新日:2012年2月12日更新 印刷ページ表示
講演を行う村上医師

講演を行う村上医師
客席に降りて質問を行う
救急医療について、理解を深める
健康チェックコーナーにもたくさんの人が訪れました
 2月12日(日)、ルネッサながとで地域医療フォーラム「ともに考えよう!長門の医療」が開催されました。これは、長門医療圏地域医療再生計画推進協議会(長門市地域医療フォーラム実行委員会)が主催したもので、市民ほか250人が参加しました。 開会行事では協議会の川上俊文会長が「今日は村上先生のお話を聴いていただいて、地域医療についてみんなで考えていきましょう」とあいさつに立ちました。また来賓の大西市長は「今日ここに来られている人は、地域医療の大切さについてきっと分かっていると思います。今日帰られたら、講演の内容について、地域医療が守られるようしっかり友人や知人に広めていってください」とあいさつしました。 続いて夕張市の夕張医療センター センター長の村上智彦氏による講演が行われました。村上氏は、夕張市が財政破綻した原因やそこに住む人のメンタリティに触れ、「コンビニ受診をしていては、医師が疲れ果て、地域医療は崩壊する。健康は自分で守ることを考え、検診をしっかり受けて病気の予防に取り組むことが大切。社会保障は相互扶助の考えでやってるので、自分さえよければ、と考えたり、なんでも要求することをしていてはやがてつぶれていく。医師も一人の人間であるので、ありがとう、のひと言がモチベーションを大きく高めるので、感謝の気持ちを忘れないでほしい」と時には笑いも交えながらわかりやすく説明しました。 講演が終わると、長門市の救急医療について、市内の病院と消防署の医師や職員から、各病院の現状、救急医療への対応が報告されました。 会場の外には、まちの保健室・健康チェックコーナーが設けられ、来場者は血管年齢を測定したり体脂肪率のチェックをしたりしていました。