5月2日(月)、東日本大震災被災地の宮城県東松島市で、8日間にわたり保健師として支援活動をしていた市職員の又賀千恵美さんが、現地での活動や被災地の状況を南野市長に報告しました。又賀さんは山口県の支援チーム第8班に所属し、4月22日から29日まで避難所で衛生管理や避難者の健康管理、在宅被災者の家庭訪問などを行いました。 又賀さんは「健康調査では、うつやptsdの症状がないかなど、精神的なチェックを重点的に行いました。私が担当した方たちの中にも、つらい思い出に苦しんでいたり、不安で夜に眠れなかったりと、精神的な症状が見られました。また、子どもを亡くされた人や職場の仲間たちが津波に流されたなどの話を実際に聞いて、胸が苦しくいたたまれない気持になりました」と報告。南野市長は「余震が続く中、保健活動に全力を尽くしてくれたことを誇りに思います。しっかりと疲れを癒してください」とねぎらいの言葉を述べました。