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鯨回向

ページID:0008574 更新日:2009年4月30日更新 印刷ページ表示
鯨回向

鯨回向
 4月29日(水)、通の向岸寺で鯨回向(くじらえこう)が行われました。鯨回向は捕獲したクジラの霊を慰めるために300年以上前から行われている伝統行事で、クジラの胎児を埋葬した「鯨墓」や「鯨位牌」、人間と同様にジラに戒名をつけた「鯨鯢過去帖」とともに、クジラの恩恵に感謝の気持ちを込めて毎年鯨漁の終わるこの時期に実施されています。 市長として初めて参拝した南野市長は、「捕鯨の廃絶した後も鯨回向を続けている所は全国に例を見ず歴史的・文化的価値は極めて貴重。大切に継承してこられた住民の皆さまの篤い心に深く敬意を表します」とあいさつをしました。その後、通鯨唄保存会により「通鯨唄」が奉納された後、向岸寺松村住職らによる法要が行われ、参列者全員が焼香をし鯨の霊を慰めました。