本文
今月のお知らせ
金子みすゞ記念館 本館常設展示室リニューアル
常設展示室前に「金子みすゞと童謡詩人の時代」と題し、同世代に活躍した童謡詩人の方々をご紹介しています。
常設展示室入口の壁面には、みすゞの甦りがどのようにして始まったかを簡潔に紹介し、展示室では、年表画像の変更、展示資料の見直しや追加、説明文の修正を行い、見やすくわかりやすい展示に変更しています。
また、詩作を始めた20歳の頃にみすゞが着ていた着物を、現存する着物の端切れから再現し展示しています。
イベント情報
企画展「みすゞがえがく異国の詩」
令和7年5月15日(木曜日)~令和7年7月24日(木曜日)
≪展示内容≫
金子みすゞ(1903-30年)が詩に表現したものは、本や物語などを参考にして創作した「おはなし」や、「人間以外の生き物たちの営み」など、多岐に渡ります。
当企画展では、「異国」についてえがかれた作品を取り上げ、みすゞがどのように異世界を見つめていたかをお伝えします。
ここでの「異国」とは、「海外の国々」と「死後の世界」を指し、二章立てでご紹介します。
第一章では、「支那」や「印度」※(注)など、具体的に国名が出てくる作品を取り上げます。みすゞが生きていた頃の世界情勢や、当時の日本の認識と重ねながら、みすゞは海の向こうにどのような思いを馳せていたか、どんな風に世界を見つめていたのかを考察します。
第二章では、「神さまの国」や「仏さまの国」といった、亡くなったのちの世界が表現された作品を紹介します。みすゞの他の作品や境遇などを参考にしながら、どんな世界を想像していたのかをお伝えします。
※(注)金子みすゞの詩に使われている地域の呼称
≪ギャラリートーク≫
令和7年6月22日(日曜日)
(午前の部)11時00分~11時30分
(午後の部)14時00分~14時30分
学芸員が企画展の見どころを紹介するギャラリートークを行います。
各回とも同じ内容です。
金子文英堂
「みすゞミニコンサート」
令和7年6月10日(火曜日)10時00分から
【その他】
「金子みすゞ」 ビデオ上映
毎日(ループ再生)
「矢崎館長在館」
6月10日(火曜日) 午後在館
6月11日(水曜日) 全日
6月12日(木曜日) 午前在館
※行事等により不在となる場合があります。
金子文英堂にあなたの同人誌をおいてみませんか
金子みすゞ記念館では、館内施設の一部に同人誌の展示をするため、下記のとおり同人誌を募集します。
・募集期間
随時
・募集条件
個人・団体が発行している同人誌で、発行者から直接無償で提供いただけること。
作品のジャンルは問いません。
展示スペースに限りがあることから、その同人誌の展示や保管、処分については当館にご一任いただけること。
・展示方法
館内の「金子文英堂」の本棚に収め、来館者に自由にご覧いただけるようにします。
・その他
提供いただいた同人誌については、場合によっては展示できないこともあります。
作品に関する権利等については責任を負いかねますのでご理解をお願いします。
予約不要・参加無料のまち歩き 毎週土曜日実施!
「童謡詩人を育んだ仙崎まち歩き」
童謡詩人「金子みすゞ」を育んだ海辺の地、仙崎。みすゞゆかりの施設など、詩情の地を地元ガイドと訪ね歩きます。
実 施 日 :毎週土曜日
時 間 :13時30分~(受付13時20分まで)
出発場所:金子みすゞ記念館 休憩所前
所要時間:約2時間
行程:金子みすゞ記念館⇒みすゞ通り(モザイクアートM20000/みすゞブロンズ像/極楽寺/遍照寺)⇒瀬戸⇒本町通り⇒八坂神社⇒金子みすゞ記念館(距離:約3km)
問合せ先:(一社)長門市観光コンベンション協会 0837-27-0074
詳細はこちらから https://nanavi.jp/feature/misuzu/