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睡眠を見直そう

ページID:0003303 更新日:2016年2月21日更新 印刷ページ表示
ポスターセッションで説明を行う生徒

ポスターセッションで説明を行う生徒
江原教育長があいさつ
日中起きておくことの大切さを説明
多くの人が来場
ポスターセッションでは多くの参加者が話をきく

睡眠を中心とした生活習慣改善について、学校や地域の関係者が一同に会して認識を深めようと、子どもの能力を引き出す「睡眠を中心とした生活習慣づくり」フォーラムが2月21日(日)、日置農村環境改善センターで開催され、地元日置中学校、大津緑洋高校日置校舎の生徒や保護者、教職員、一般市民ら約150人が参加しました。
冒頭、江原教育長があいさつで「現代の子どもたちを取り巻く環境は、コンビニエンスストアは24時間営業、テレビも24時間放送し、インターネット、スマートフォン、ゲームなどの普及で、昔なかった問題が多く見られるようになりました。平成18年からスタートした「早寝、早起き、朝ご飯」というキャッチフレーズに合わせて実践することで、授業への取り組みが改善されたと言われています。今日は睡眠についてあらためて認識される機会となりますようお願いします」と述べました。
まず大津緑洋高校と日置中学校の養護教員による実践発表が行われ、1校時から頭痛を訴えたり、あくびをしたり、朝食をとらないなどの理由から、朝から保健室を利用する生徒が増えてきており、生活習慣を改善したいという思いから睡眠についての学習、生活習慣チェックなどを行った、と話し、その結果、スマートフォンの利用が減少、睡眠時間を確保し、朝の目覚めがよくなったというアンケート結果になったことが報告されました。
続いて日置中学校、大津緑洋高校日置校舎の生徒によるポスターセッションが行われ、それぞれの学校から4人ずつが4グループに分かれ睡眠と体調、授業中の態度などとの関連を調べた結果を発表しました。その結果、帰宅後に仮眠をすることがかえって夜更かしの原因にもつながる、休日の睡眠のズレ(平日と休日睡眠時間の差)を失くすことで体調がよくなる、などの発表を行い、うなずきながらメモをとる参加者もいました。
その後、江戸川大学の福田一彦教授、広島国際大の田中秀樹教授、文部科学省の家庭教育支援室の枝慶室長が参加してシンポジウムが行われ、参加者は、睡眠不足や生活習慣の大切さをあらためて認識していました。