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2月6日(土曜日)、三隅中学校で「第45回立志式」が行われました。
立志式は、古くから伝わる成人を祝う儀式「元服」にちなみ、大人になるための第一歩として、14歳になる年に志を立てるものです。この日は44人の生徒が、1人ずつ親火から火を移したろうそくを掲げ、「信頼される人になる」「強い心を持つ」「笑顔を忘れない」など、大きな声で「誓いのことば」を述べました。志を立てた生徒はその後、「大切なもの」を合唱しました。
その後、河本英治校長が「力強い言葉に頼もしさを感じました。夢を持ち、これから広い世界に羽ばたいてください」と、3年の上田徹さんが「今年は皆さんが主役になる年です。辛いときは今日の言葉を思い出して、仲間と一緒に歩んでいってください」と生徒を激励しました。
翌7日(日曜日)には深川中学校で立志式が行われ、来年度から統合する俵山中学校の生徒とあわせ、107人が「誓いのことば」を述べました。濱野泰則校長は式辞の中で「Boys and girls, be ambitious!(少年・少女よ、大志を抱け)」の言葉を生徒に贈り、多くの困難に立ち向かうしなやかな心を持って活躍してほしいと話しました。
式が終わると、「先輩からのメッセージ」として、平成19年度卒の田中輝さんが講演を行いました。田中さんは、長門市を舞台とする小説の執筆活動の中で気づいた、市の魅力や地域に密着して活動する面白さなどを生徒に伝えました。