2月5日(金曜日)、市内すべての保育園・幼稚園を対象に、「長門大津くじら食文化を継承する会」から竜田揚げ用クジラ肉の無料提供が行われました。
現在市内の小中学校では、年2回クジラ料理の給食が実施されていますが、保育園・幼稚園では実施されていません。そのため平成19年度から、園児にクジラ肉に親しんでもらうことを目的に、毎年同会による無料提供が実施されています。
この日、日置保育園ではセレモニーが行われ、はじめに同会の上田俊成会長が「クジラ肉にはいろいろな栄養が含まれています。今日はしっかり食べて、元気に大きくなってください」とあいさつしました。その後、くじら資料館の早川義勝館長からクジラの生態が説明され、園児は興味深そうに、クジラがエサを食べるための器官である「ひげ」に触れていました。
セレモニー後は給食時間となり、参加者全員が「クジラの竜田揚げ」を味わいました。園児からは「おいしい」「もっと食べたい」などの感想が聞かれました。