2月11日(木曜日)、ルネッサながとでワークショップ「この土地の魅力−陰翳礼讃(いんえいらいさん) 壁に影絵を投影し、光のインスタレーションを制作しよう」が行われました。
インスタレーションは、場所や空間全体を作品とする体験型の芸術です。このワークショップには、秋吉台国際芸術村レジデンス・サポート・プログラムtrans_2015-2016招へいアーティストでもある、ハンガリー出身で、インスタレーション・彫刻・メディアアートの活動に取り組んでいるタマシュ・スベット氏が講師として招かれました。
県内各地から集った13人の参加者は、萩・長門市を中心とする地域の伝統行事や祭礼などが写されたモノクロ写真を選び、それをもとに、鏡に黒の油性ペンで絵を描きました。描き終えると、ライトを使って鏡の絵を壁や天井などに投影し、1人ずつ順に題材となった場所や行事などとあわせて作品を紹介しました。
ワークショップの最後には、全作品を一斉に投影し、参加者は幻想的な空間を楽しみました。