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マイコプラズマ肺炎について

ページID:0056258 更新日:2024年10月22日更新 印刷ページ表示

マイコプラズマ肺炎とは

「肺炎マイコプラズマ」という細菌に感染することによって起こる呼吸器感染症です。マイコプラズマ肺炎は1年を通じてみられ、冬にやや増加する傾向があります。
 例年、患者として報告されるもののうち約80%は14歳以下ですが、成人の報告もみられます​。

 また、マイコプラズマ肺炎は、感染症発生動向調査において全国約500か所の基幹定点医療機関から週単位で報 告される5類感染症の一つで、2024年春頃から定点あたりの報告数が増加しています。

主な症状​

・発熱や全身倦怠感(だるさ)、頭痛、痰を伴わない咳などの症状がみられます

・咳は熱が下がった後も長期にわたって(3~4週間)続くのが特徴です

・多くは軽い症状が続きますが、一部の人は肺炎となり、重症化することもあります

・5~10%未満の方で、中耳炎、胸膜炎、心筋炎、髄膜炎などの合併症を併発する症例も報告されています

感染経路

 感染した人のせきのしぶき(飛沫)を吸い込んだり(飛沫感染)、感染者と接触したりすること(接触感染)により感染すると言われています

予防と対策

・流水と石けんによる手洗いを行いましょう

・感染した場合は、家族間でもタオルの共用は避けましょう

・せきの症状がある場合には、マスクを着用するなど咳エチケットを守ることを心がけましょう

・長引く咳などの症状があるときは、医療機関で診察をうけるようにしましょう

参考

 厚生労働省ホームページ(マイコプラズマ肺炎)<外部リンク>