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今月のお知らせ
金子みすゞ記念館 本館常設展示室リニューアル
常設展示室前に「金子みすゞと童謡詩人の時代」と題し、同世代に活躍した童謡詩人の方々をご紹介しています。
常設展示室入口の壁面には、みすゞの甦りがどのようにして始まったかを簡潔に紹介し、展示室では、年表画像の変更、展示資料の見直しや追加、説明文の修正を行い、見やすくわかりやすい展示に変更しています。
また、詩作を始めた20歳の頃にみすゞが着ていた着物を、現存する着物の端切れから再現し展示しています。
イベント情報
企画展「2025年 みすゞうたカレンダー原画(絵 尾崎眞吾)展」
令和6年11月23日(土曜日)~令和6年12月29日(日曜日)
≪展示内容≫
長門市広報誌「知っちょこ」に平成17年4月から19年間にわたり「みすゞギャラリー」を掲載している、長門市在住のイラストレーター 尾崎眞吾さんの作品展。
金子みすゞ記念館で販売し好評を博している尾崎さんの優しさあふれるイラストと、金子みすゞの詩をコラボレーションした「2025年 みすゞうたカレンダー」の原画、表紙、1月「みんなを好きに」、2月「大漁」、3月「郵便局の椿」、4月「鯨法会」、5月「橙の花」、6月「葉っぱの赤ちゃん」、7月「星のかず」、8月「弁天島」、9月「砂の王国」、10月「雲」、11月「ふうせん」、12月「私と小鳥と鈴と」13点の展示となります。
学芸員講座「みすゞも労わる 自愛の詩」
≪講座内容≫
みすゞの詩は、日常生活の思い出をよんだと思われる作品が多くありますが、その中には、風邪や虫歯、指の傷などが題材となった作品もあります。当講座では、誰しも起こりうる些細な怪我などがうたわれた作品を紹介します。
取り上げる作品は、「お風邪」「宵節句」「しもやけ」「爪」「さかむけ」「けがした指」です。
「痛い」「辛い」などの感情を、みすゞは花の匂いや人形の様子、物語などと重ねて表現しました。また、体の部位の中でも特に「指」に関心が向いていたようです。6編の詩を、読みながら関連内容と共にお伝えします。
令和6年12月8日(日曜日)
(午前の部)11時00分~11時40分
(午後の部)14時00分~14時40分
金子文英堂
「みすゞミニコンサート」
令和6年12月10日(火曜日)10時00分から
【その他】
「金子みすゞ」 ビデオ上映
毎日(ループ再生)
「矢崎館長在館」
12月 5日(木曜日) 午後在館
12月 6日(金曜日) 全日
12月 7日(土曜日) 午前在館
※行事等により不在となる場合があります。
金子文英堂にあなたの同人誌をおいてみませんか
金子みすゞ記念館では、館内施設の一部に同人誌の展示をするため、下記のとおり同人誌を募集します。
・募集期間
随時
・募集条件
個人・団体が発行している同人誌で、発行者から直接無償で提供いただけること。
作品のジャンルは問いません。
展示スペースに限りがあることから、その同人誌の展示や保管、処分については当館にご一任いただけること。
・展示方法
館内の「金子文英堂」の本棚に収め、来館者に自由にご覧いただけるようにします。
・その他
提供いただいた同人誌については、場合によっては展示できないこともあります。
作品に関する権利等については責任を負いかねますのでご理解をお願いします。