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今月のお知らせ
金子みすゞ記念館 本館常設展示室リニューアル
常設展示室前に「金子みすゞと童謡詩人の時代」と題し、同世代に活躍した童謡詩人の方々をご紹介しています。
常設展示室入口の壁面には、みすゞの甦りがどのようにして始まったかを簡潔に紹介し、展示室では、年表画像の変更、展示資料の見直しや追加、説明文の修正を行い、見やすくわかりやすい展示に変更しています。
また、詩作を始めた20歳の頃にみすゞが着ていた着物を、現存する着物の端切れから再現し展示しています。
イベント情報
企画展「やなせたかしが受けとめたみすゞの感性」
令和6年7月23日(火曜日)~令和6年10月17日(木曜日)
≪展示内容≫
金子みすゞ(1903-30年)の作品は、一世紀以上の時を経た現在でもなお、多くの人々の心に響き続けています。没後80年(2010年)の書籍出版の際には、各業界で活躍する多くの著名人の方々に、みすゞ作品を読み感じたことを言葉にしていただきました。当企画展では、「詩人」としての側面も持つ、漫画家・やなせたかし(1919-2013年)氏の言葉を軸に、みすゞ作品の魅力に迫ります。
やなせたかし氏は、みすゞ作品の感想を書いた色紙や原稿を、金子みすゞ記念館に遺してくださいました。やなせ氏から見ると、みすゞの作品は影響も受けない、真似も出来ないもので、みすゞは別次元にいる詩人として映っていたようですが、両者には、読んだ人の心に響く共通の魅力があるように感じられます。二人の詩人を紐解くと、作品作りの根幹をなす童謡観や誰にでもわかりやすい言葉をはじめ、いくつかの共通点が見られます。両者の代表作を紹介しながら、互いの特徴を示すとともに、その魅力をお伝えします。
企画展「愛されるみすゞ作品」
令和6年10月19日(土曜日)~令和6年11月21日(木曜日)
≪展示内容≫
来館者やファンの方から多く寄せられた、「お気に入り」のみすゞ作品を10編紹介します。
学芸員講座「絵から広がるみすゞの詩」
≪講座内容≫
「芸術の秋」にちなみ、みすゞが見た「絵」から作られたと思われる作品を紹介します。
令和6年10月27日(日曜日)
(午前の部)11時00分~11時40分
(午後の部)14時00分~14時40分
金子文英堂
「みすゞミニコンサート」
令和6年10月15日(火曜日)10時00分から
【その他】
「金子みすゞ」 ビデオ上映
毎日(ループ再生)
「矢崎館長在館」
10月10日(木曜日) 午後在館
10月11日(金曜日) 全日
10月12日(土曜日) 午前在館
※行事等により不在となる場合があります。
金子文英堂にあなたの同人誌をおいてみませんか
金子みすゞ記念館では、館内施設の一部に同人誌の展示をするため、下記のとおり同人誌を募集します。
・募集期間
随時
・募集条件
個人・団体が発行している同人誌で、発行者から直接無償で提供いただけること。
作品のジャンルは問いません。
展示スペースに限りがあることから、その同人誌の展示や保管、処分については当館にご一任いただけること。
・展示方法
館内の「金子文英堂」の本棚に収め、来館者に自由にご覧いただけるようにします。
・その他
提供いただいた同人誌については、場合によっては展示できないこともあります。
作品に関する権利等については責任を負いかねますのでご理解をお願いします。