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今月のお知らせ
金子みすゞ記念館 本館常設展示室リニューアル
常設展示室前に「金子みすゞと童謡詩人の時代」と題し、同世代に活躍した童謡詩人の方々をご紹介しています。
常設展示室入口の壁面には、みすゞの甦りがどのようにして始まったかを簡潔に紹介し、展示室では、年表画像の変更、展示資料の見直しや追加、説明文の修正を行い、見やすくわかりやすい展示に変更しています。
また、詩作を始めた20歳の頃にみすゞが着ていた着物を、現存する着物の端切れから再現し展示しています。
イベント情報
企画展「詩から見る移りゆく交通」
令和6年5月18日(土曜日)~7月21日(日曜日)
≪展示内容≫
金子みすゞ(1903-30年)は、26年という短い生涯の中で、512編の作品を3冊の手帳に残しました。手帳は、ほぼ作成された順番に記されており、作品の中には、どこの光景を詩によんだものか断定・推測出来るものがあります。詩の中の言葉からは、移り変わる時代の変化も読み取る事が出来るため、今回の企画展では、汽車や自動車といった「乗り物」「交通機関」に注目しました。
今回は「乗り物」が題材となったみすゞ作品10編を、エピソードや関連内容と共に紹介しており、みすゞが生活していた「仙崎」と「下関」に焦点を当て、交通機関の歴史を辿りながら、彼女が目にしていたと思われる景色や、詩によんだと思われる情景を考察しています。
また、明治後期から昭和初期までの長門と下関の写真も一緒に展示していますので、みすゞが生きていた古き良き時代をお楽しみください。
≪ギャラリートーク≫
令和6年6月30日(日曜日)
(午前の部)11時00分~11時30分
(午後の部)14時00分~14時30分
学芸員が企画展の見どころを紹介するギャラリートークを行います。
各回とも同じ内容です。
「金子みすゞライド ~詩と歴史をめぐる~」
≪内容≫
鉄道・交通に焦点を当てた企画展のギャラリートークを「ヒストリアながと」と「金子みすゞ記念館」で行い、長門市駅から仙崎駅の鉄道沿いを自転車で走ります。
お昼は今回特別に復活した復刻正明市駅弁を食し、長門市駅(正明市駅)では運転区職員の方から昔話をお聞きします。
令和6年6月15日(土曜日)
10時00分~14時00分
・行 程 センザキッチン集合(10:00)→金子みすゞ記念館→女学校(現・長門高校)までの通学路→ヒストリアながと→長門市駅→仙崎駅→センザキッチン(14:00解散)
・雨天の場合 車による移動。詩札作り(仙崎駅に飾ります)に変更。
・料 金:2,500円(レンタサイクル、入館料、弁当代等) 長門市民2,000円
定員10名(最少催行人数3名)
※要予約制 お問合せは、長門市コンベンション協会(0837-27-0074)にお問合せ下さい。
学芸員講座「みすゞが想う父の詩」
≪講座内容≫
父の日にちなみ、お父さんを想うみすゞの詩を紹介します。
令和6年6月16日(日曜日)
(午前の部)11時00分~11時40分
(午後の部)14時00分~14時40分
金子文英堂
「みすゞミニコンサート」
令和6年6月10日(月曜日)10時00分から
【その他】
「金子みすゞ」 ビデオ上映
毎日(ループ再生)
「矢崎館長在館」
6月19日(水曜日) 午後在館
6月20日(木曜日) 全日
6月21日(金曜日) 午前在館
※行事等により不在となる場合があります。
金子文英堂にあなたの同人誌をおいてみませんか
金子みすゞ記念館では、館内施設の一部に同人誌の展示をするため、下記のとおり同人誌を募集します。
・募集期間
随時
・募集条件
個人・団体が発行している同人誌で、発行者から直接無償で提供いただけること。
作品のジャンルは問いません。
展示スペースに限りがあることから、その同人誌の展示や保管、処分については当館にご一任いただけること。
・展示方法
館内の「金子文英堂」の本棚に収め、来館者に自由にご覧いただけるようにします。
・その他
提供いただいた同人誌については、場合によっては展示できないこともあります。
作品に関する権利等については責任を負いかねますのでご理解をお願いします。