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今月のお知らせ
金子みすゞ記念館 本館常設展示室リニューアル
常設展示室前に「金子みすゞと童謡詩人の時代」と題し、同世代に活躍した童謡詩人の方々をご紹介しています。
常設展示室入口の壁面には、みすゞの甦りがどのようにして始まったかを簡潔に紹介し、展示室では、年表画像の変更、展示資料の見直しや追加、説明文の修正を行い、見やすくわかりやすい展示に変更しています。
また、詩作を始めた20歳の頃にみすゞが着ていた着物を、現存する着物の端切れから再現し展示しています。
イベント情報
企画展「みすゞが愛した仙崎」
令和6年3月2日(土曜日)~5月16日(木曜日)
≪展示内容≫
みすゞが詩作を始めたのは、20歳になり、下関に行ってからですが、詩には幼少期を過ごした仙崎の町並みや暮らしの様子が多く表現されています。当企画展では、楽しい思い出として残る「みすゞ通り」の様子がえがかれた作品と、みすゞが「地方の童謡」にも関心があったことがうかがえる作品を、二章立てでご紹介します。
第一章では、みすゞの実家近くがよまれた作品を、みすゞ通りに基づきながら8編ご紹介しています。みすゞの幼い時のエピソードや、詩によまれた場所の昔の様子、今も残る仙崎の文化などをお伝えします。
第二章では、作品の中にみすゞが聞いたと思われる「わらべうた」の一部が入っている詩を3編と、雑誌に投稿した童謡を展示し、長門に伝承された唄も挙げています。
≪ギャラリートーク≫
令和6年3月24日(日曜日)・令和6年4月21日(日曜日)
(午前の部)11時00分~11時30分
(午後の部)14時00分~14:30分
学芸員が企画展の見どころを紹介するギャラリートークを行います。
各回とも同じ内容です。
学芸員講座「詩で愛でるお人形」
≪講座内容≫
みすゞの詩の題材は多岐に渡りますが、遊びや玩具といった子供の生活に密着したものが豊富に登場します。今回の講座は、3月3日ひな祭りの日に開催するため、ひな人形をはじめとした「人形」が出てくる作品に注目しました。詩に出てくる様々な“人形”と共に、えがかれている情景にも迫ります。
取上げる作品は、「雛まつり」「初あられ」「ちいさなお里」「巡礼」「人形の木」「人形と子供」の6編です。詩をご紹介すると共に、関連内容やエピソードを挙げながら、みすゞがえがいた“人形の世界”をお伝えします。
令和6年3月3日(日曜日)
(午前の部)11時00分~11時40分
(午後の部)14時00分~14時40分
・参加料 無料(入場料に含まれます)
・場 所 金子文英堂2階
金子文英堂
「みすゞミニコンサート」
令和6年3月8日(金曜日)10時00分から
【その他】
「金子みすゞ」 ビデオ上映
毎日(ループ再生)
「矢崎館長在館」
3月 9日(土曜日) 午後在館
3月10日(日曜日) 全日
3月11日(月曜日) 午前在館
※行事等により不在となる場合があります。
金子文英堂にあなたの同人誌をおいてみませんか
金子みすゞ記念館では、館内施設の一部に同人誌の展示をするため、下記のとおり同人誌を募集します。
・募集期間
随時
・募集条件
個人・団体が発行している同人誌で、発行者から直接無償で提供いただけること。
作品のジャンルは問いません。
展示スペースに限りがあることから、その同人誌の展示や保管、処分については当館にご一任いただけること。
・展示方法
館内の「金子文英堂」の本棚に収め、来館者に自由にご覧いただけるようにします。
・その他
提供いただいた同人誌については、場合によっては展示できないこともあります。
作品に関する権利等については責任を負いかねますのでご理解をお願いします。