本文
2月5日(金曜日)から、香月泰男美術館では展覧会「花といきもの‐香月家台所壁画の住人たち‐」が開催されています。
香月泰男は、身近にある花や生きもの、風景などをモチーフとして多く描いた画家です。香月の自宅の台所にも、花や昆虫、魚、海外の風景などが描かれた壁画が残されています。
このたびは、絵で埋め尽くされた台所壁画に何が描かれているのかを探り、同じ題材を取り上げた作品約50点が展示されています。香月は油彩画を描く一方で、焼き物への絵付けや、廃材を利用したオブジェの制作なども手掛けており、本展覧会では、さまざまな形で表現された「台所壁画の住人たち」を楽しむことができます。
会期は平成28年5月30日(月曜日)まで、時間は9時~17時(入館は16時30分まで)で、毎週火曜日は休館日となります(ただし5月3日は開館)。料金は一般500円、小中高生200円、未就学児無料で、長門市民であれば窓口にて運転免許証などの身分証明書を提示することで無料入館ができます。
また、期間中のイベントとして、毎月最終日曜日には「学芸員によるギャラリートーク」が行われ、10時から20分程度、館内で作品の紹介などを聞くことができます。