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9月29日(火曜日)、ロシアのソチ市と長門市の姉妹都市協定締結2周年を記念した、両市長によるオンライン会談が行われました。
江原市長からソチ市のアレクセイ・コパイゴロツキー市長に対し、「本来であれば直接お会いしてお話しできることが望ましいのですが、新型コロナウイルスの影響を考慮しオンラインでの会談ができることをうれしく思います。ソチ市とは姉妹都市締結以降、非常に強い関係を築いており、自治体間同士の交流が日露両国の関係発展に寄与することを切に願っています。ぜひ、来年には長門市にお越しください。」とあいさつしました。
これに対し、コパイゴロツキー市長は、「長門市からマスクの寄贈を受けたことに対し、お礼を申し上げます。このたびは、長門市への訪問のお話をいただき、心から感謝いたします。たいへん光栄なことであり、必ず訪問したいと思います。長門市と優先すべき協力分野は、観光、スパ(温泉)、投資、文化、教育、スポーツです。日本の人にも知っていただきたいと思います。」と答えました。
また、この会談で通訳を務めた長門市地域おこし協力隊国際交流推進担当のフィリチャギナ・リーリヤさんが、今月公開した長門市の魅力をロシア語で紹介するウェブサイト「Nichiro-Life Beyond the borders(ニチロライフ・ビヨンド・ザ・ボーダーズ)」について説明を行いました。
その後に江原市長が来年の春に、ソチ市の中学生、高校生を長門市に迎え入れて交流事業を行うことを提案し、実現に向けて協議を続けていくことになりました。
長門市とソチ市は、2018年9月28日に、『長門市とソチ市との間の友好関係の確立に関する合意書』への署名により、両市の教育・文化・歴史・スポーツ・観光・保健等あらゆる分野での協力及び友好的なパートナーシップ関係を構築し、お互いの市の理解と連携を深め、双方のさらなる発展に繋げるため、姉妹都市となりました。