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鯨肉を食卓に~ニタリクジラ試食会~

ページID:0028537 更新日:2019年10月8日更新 印刷ページ表示
鯨肉のさしみ、竜田揚げ、オーロラソースあえ、酢物、鯨汁とさまざまな料理が考案

鯨肉のさしみ、竜田揚げ、オーロラソースあえ、酢物、鯨汁とさまざまな料理が考案
男子厨房に入る会や湯谷助成料理グループなど約50人で9時30分から調理を開始
およそ15キログラムの鯨肉が提供されました
スタッフや報道陣計60人が参加
今後、「子どもと学ぼう&カレーライスとサロンの日」や「食のセミナー」へのニタリクジラの提供が予定されています

  10月8日(火曜日)、油谷保健福祉センターでニタリクジラ試食会が開催されました。

 試食会は長門大津くじら食文化を継承する会の主催で実施。当会は、市内すべての特別養護老人ホームや保育園・幼稚園への鯨肉の無料提供などを行っています。これは、7月から商業捕鯨が始まり「日新丸」が下関港を出港して排他的経済水域で操業し、ニタリクジラを主体に捕獲していることから、今後はミンククジラやイワシクジラからニタリクジラの肉をを取り扱うようになり、この肉に親しんでもらうために試食会が企画されました。

 男子厨房に入る会や油谷女性料理グループなど約50人で9時30分から調理を開始。この日のメニューは鯨肉のさしみ、竜田揚げ、オーロラソースあえ、酢物、鯨汁とさまざまな料理が考案されました。オーロラソースあえを担当した小林さんは「オーロラソースあえも1960年にも食べられていたメニュー。ニタリクジラはミンククジラと比較して、固いなどいわれているため、おいしく食べることができるように工夫した」と話しました。

 そして、調理終了後に試食会が開始し、参加者は昔なつかしい鯨肉をおいしそうに食べていました。参加した60代男性は「赤肉はミンククジラと比較しても全然遜色ない。昔はよく食卓に出ていたが、今はなかなか出ることがない。久しぶりに食べることができとてもおいしかった」と語りました。

今後、「子どもと学ぼう&カレーライスとサロンの日」や「食のセミナー」へのニタリクジラの提供が予定されています。