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11月13日(月曜日)、長門市からオリンピック選手の創出を目指す7人制女子ラグビーチーム「ながとブルーエンジェルス」が始動しました。午前中に東京で記者会見を行った選手・スタッフは、午後から山口県入りし、山口県庁で村岡知事を表敬訪問しました。
7人制ラグビーは、基本的に通常の15人制と同じルール・フィールドで試合が行われますが、試合時間は短く7分ハーフの14分間となります。1日に複数試合を行うことも多く、接触プレーよりもパスやランニングプレーが多用されるため、スピードやスタミナが求められる競技です。
ながとブルーエンジェルスが最初に出場を目指すのは、7人制女子ラグビーのトップリーグとも言われる「太陽生命ウィメンズセブンズオープン」です。4大会が予定されている来年のシリーズに、常時参戦できる10チームの「コアチーム」入りをかけて、11月18日(土曜日)・19日(日曜日)は神奈川県で開催される入替戦に参加します。
長門市世界大会等キャンプ招致委員会のアドバイザーで、同チームのゼネラルマネージャーを務める藪木宏之さんは、チームの発足と入替戦出場を村岡知事を報告。ハイパフォーマンスディレクターの村杉徐司さん、アドバイザーの内山将文さん、ヘッドコーチのエドウィン・コッカーさん、トゥビック・ヘーゼル選手、福田千夏選手を交え、チーム加入のきっかけや今後の目標を話しました。また、メインスポンサーを務めるヤマネ鉄工建設株式会社の山根正寛代表取締役社長、山口県ラグビーフットボール協会の藤田雅史会長も同席し、女性の地位向上を図るとともに、地域の元気を創出したいという思いを語りました。
この日の夕方、長門市入りしたチームは、14日(火曜日)から17日(金曜日)までの間、市内で強化練習を実施予定。今年の試合は入替戦のみですが、来年は5月から開催される「太陽生命ウィメンズセブンスシリーズ」や、国民体育大会など、各種大会・シリーズへの出場が予定されています。