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伝統の舞を次の世代へ~滝坂神楽舞~

<外部リンク> 印刷用ページを表示する 掲載日:2017年11月2日更新
380年以上続く伝統の神楽舞を、子どもたちも一生懸命に舞う

380年以上続く伝統の神楽舞を、子どもたちも一生懸命に舞う
神が天から降りてくることを表す「天蓋」
面をつけ、刀や弓、扇などを手に舞う
午後8時から約5時間にわたり、18の舞が奉納された(写真は火の舞)
最後の「神明」の舞では、神が刀で綱(世の中にはびこる悪霊)を切る

 11月2日(木曜日)、長門市三隅滝坂地区の黄幡社で、国指定無形民俗文化財(記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財)に指定されている滝坂神楽舞が行われました。

 滝坂神楽舞は、黄幡社建立当時、飢饉に襲われ牛馬が病気に倒れたため、氏子が厄払いの祈願として神楽を奉納し、難を逃れたことが始まりと言われています。現在は毎年11月2日の午後8時から奉納が行われ、今回は地域住民を中心に100人以上が観覧に訪れました。

 神を迎える場を清める舞「足均」や「参米」で始まる神楽舞は、神が天から降りてくる「天蓋」や「帯」、神の威力が滝坂の地に幸せをもたらすことを示す「手力男」や「当社」、観衆を喜ばせるための喜劇風の舞「恵比寿」や「所務分け」などを披露し、最後は神が刀で綱を切る「神明」の舞、「舞いおさめ」で終わります。

 今回、約5時間にわたって奉納された18の舞を、観覧者は食事を楽しみながら見守りました。地元の小・中学生が奉納する「綱」「当社」の舞などでは、夏から練習に取り組んできた成果を一生懸命披露。特に「幣四天」の舞では、7人の子どもたちが保存会の会員のサポートを受けながら舞う姿に、会場から多くの声援と拍手が送られました。