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花のプロの技にふれる

ページID:0020700 更新日:2017年10月28日更新 印刷ページ表示
長門市では2度目の開催となる、国内外で活動するフラワーデザイナー 神保豊先生のレッスン

長門市では2度目の開催となる、国内外で活動するフラワーデザイナー 神保豊先生のレッスン
主催は、前回に続き「花デザイン由樹」の末永有紀さん(右)
ワイヤーと「シサル麻」で作られた球体の土台に、花を挿して作品を仕上げる
2日目のデモンストレーションには、約40人が参加
参加者が実際に作品を手に取り、細かな技と工夫を眺める場面も

 10月27日(金曜日)・28日(土曜日)の2日間、山口県漁業協同組合湊支店を会場に、「フラワーデザインスクール秋桜花」の神保豊先生による、フラワーアレンジメントのレッスン・デモンストレーションが行われました。

 国内外で幅広い活動を続ける神保先生の技を一目見ようと、初日のレッスンには県内外から約20人が参加。ワイヤーと、植物の繊維で作られた「シサル麻」で球体の土台を作り、花を挿していくデザインを実践しました。テープの使い方やデザインのコツなど、先生は各テーブルをまわりながら、参加者に細かなアドバイスを送りました。

 2日目は午前にデモンストレーション、午後にプリザーブドフラワーを使ったブーケのレッスンが企画され、デモンストレーションには約40人が参加。より美しく見せるために必要な、花の使い方やテクニックを紹介しながら、約2時間で8作品を仕上げました。

 今年2月に県内初開催となったこのレッスンは、今回が2回目の開催。前回に続き主催した「花デザイン由樹」の末永有紀さんは、「今回は俵山産のバラやリンドウ、青海島産のガーベラや向津具産のユリなどを使用し、レッスンと生産者をつなぐこともできたように感じます。山口ゆめ花博の開催を控える今、フラワーデザインを通じてお花に興味を持ってくれる人が増えてくれれば」と話しました。

 また、レッスンを終えた神保先生は「フラワーデザインは、正解がないのが魅力の1つ。今回は27年間の経験から、きれいに見せるための構成や技術を紹介しました。花離れが進む今、お花を気軽に見に行こう、楽しもうと思えるようなイベントがもっと開催されるようになればいいですね」と振り返りました。