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新規就農者の確保を目指して

ページID:0019565 更新日:2017年7月6日更新 印刷ページ表示
創立総会にはJA関係者、市関係者、集落営農法人関係者ら約40人が参加

創立総会にはJA関係者、市関係者、集落営農法人関係者ら約40人が参加
大西市長が「スケールメリットを生かし、しっかり儲けて若者の定着を図ってほしい」とあいさつ
定款など3議案が承認された

 7月6日(木曜日)、長門市で初となる集落営農法人連合体である「株式会社長門西」の設立に向けた創立総会が、長門市油谷のホテル楊貴館で開催されました。

 長門市では複数の集落営農法人が農地を集積して効率的な経営を行っていますが、それぞれの経営規模が平均25haと比較的小規模なことから、新規就農者の確保や事業展開が図れていませんでした。昨年から地域の新規就農者の受け皿となる団体を目指そうと協議が重ねられ、このたび油谷地区で農業を営む法人4団体とJA長門大津が連携し、集落営農法人連合体である「株式会社長門西」を設立することとなりました。

 創立総会では会社設立の経過報告の後、株式会社長門西の定款など3議案が提案され、承認されました。代表取締役に選ばれた窪田進社長は「農業を取り巻く環境は一層厳しい。大役を受け身が引き締まる思い。相互の連携強化や作業の効率化による低コスト化により生産性を高め、地域の農業をしっかり守っていきたい」と抱負を述べました。

 株式会社長門西では主に育苗事業や農薬散布用のドローンを使った共同防除事業などに取り組み、収益を確保しつつ3年をめどに新規就農者を雇用することを目標としています。