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長門のくじら食文化を継承する

<外部リンク> 印刷用ページを表示する 掲載日:2017年5月27日更新
総会では平成29年度の事業計画や予算案が審議され、承認された

総会では平成29年度の事業計画や予算案が審議され、承認された
「捕鯨調査に関する新法が制定されれば大きな一歩となる」と期待を寄せる上田会長
捕鯨問題の変遷について語る森下教授

  5月27日(土曜日)、今年で16回目となる「平成29年度長門大津くじら食文化を継承する会総会」が長門市東深川の大正館で開催され、会員ら約50人が出席しました。

 長門大津くじら食文化を継承する会は、長門市に伝わる捕鯨の歴史と鯨食文化を継承し、啓蒙していくことを目的としており、イベントでの鯨肉・鯨汁の販売や、学校給食や養護施設への鯨肉提供などの活動を行っています。
総会では上田俊成会長が「我々の地域は鯨に感謝しながら食文化を守ってきた。現在、捕鯨調査に関する新法制定の動きがあり、これが制定されると大きな一歩となる。期待したい」とあいさつ。続いて、議事が審議され、平成29年度の事業計画案や予算案が承認されました。

 総会後には東京海洋大学教授で国際捕鯨員会(IWC)議長兼日本政府代表の森下丈二氏から「変容する捕鯨問題〜科学から価値観の違いへ〜」と題した講演が行われました。講演の中で森下氏は「捕鯨をめぐる対立が長い議論の中で、科学的な視点でなく、感情や価値観の視点で議論されるように変容した。捕鯨問題の本質は鯨を持続可能な利用ができる資源とみるか、捕獲すべきでない環境保護のシンボルとしてみるか、相容れない考え方があることであり、この問題を正面から議論すべきである」と捕鯨問題の変遷について語りました。

 長門大津くじら食文化を継承する会では、今年度も市内イベントでの鯨肉販売や学校給食等への鯨肉提供、会員への鯨肉斡旋などの活動を行う予定です。