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棚田で自然栽培米の田植え

ページID:0018941 更新日:2017年5月17日更新 印刷ページ表示
泥んこになりながら、田植えを終えた参加者

泥んこになりながら、田植えを終えた参加者
昔ながらの田植え定規を使って苗を植え付け
田植え前には豊作を祈願して棚田数え歌が披露
市内でも自然栽培米の取組が徐々に広がっている」と大西市長
山口県立大学の学生も早乙女姿になり参加

 5月17日(水曜日)、自然栽培米の田植えが油谷後畑の棚田で行われ、東後畑営農組合や山口県立大学の学生らが昔ながらの田植定規を使って作業しました。

 長門市では平成25年度からながと成長戦略行動計画の取組として、農薬や化学肥料を使用しない自然農法による米づくり実証実験を行っており、現在は市内で3haの規模で自然栽培米が栽培されています。この日は油谷後畑で自然栽培に取り組んでいる7aの圃場で田植えが行われました。

 田植えにあたり、大西市長が「平成25年度より米に付加価値を付けていくために自然栽培米に取り組んでいます。今年は自然農法で酒米をつくり、自然栽培米でのお酒もつくる予定で、自然栽培の取組が徐々に広がっています」とあいさつ。続いて河原寿会のみなさんが豊作を祈願して棚田数え唄を披露、県立大学の学生も一緒になって舞を踊りました。

 田植えでは、早乙女姿の県立大学生や河原寿会、大西市長、東後畑営農組合の組合員など約20人で、昔ながらの田植定規を使って苗を植え付けました。田植えを体験した県立大学の学生は「小学校以来、田植えを体験した。楽しかったけど腰が痛くなり、昔の人の大変さがよくわかった」と感想を話していました。

 今年度の自然栽培米は秋頃収穫し、10月にオープンするセンザキッチンでも販売する予定です。