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1月28日(土曜日)、ルネッサながと文化情報ギャラリーで長門市美術展のオープニングセレモニーが開かれ、受賞者など約30人が出席しました。
今年で23回を数える長門市美術展には工芸・彫塑の部、絵画の部、書の部、写真の部の4部門に40名、65点の作品が応募があり、審査の結果、長門市長賞に山徳保さんの写真「雨のミサ行列」が、長門市議会議長賞に大林このえさんの書「陸遊の詩」が、長門市教育長賞に小川浩一さんの絵画「日没前」が、長門市文化協会長賞に今浦照之さんの工芸「貴石」が選ばれました。
表彰式では、大西市長が「文化は市の豊かさ、住みよさのバロメーター。多くの人に出品していただき、本当の意味での市民美術展になれば」とあいさつ。続いて木本信昭審査委員長から受賞者の発表が行われ、各賞の受賞者に賞状と盾が授与されました。
審査委員長を務めた木本信昭さんは講評で「取り組んでいくテーマが重要になる。一つのテーマを形を変えながら追いかけていってほしい。長門市美術展の裾野が広がり、第2の香月泰男さん、殿敷侃さんが生まれるよう更なる発展を祈念します」と述べました。また各部門の審査員による部門ごとの講評も行われました。
長門市美術展は本日より2月5日(日曜日)まで開かれ、10時から17時まで、入場は無料です。