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文化財を火災から守ろう

<外部リンク> 印刷用ページを表示する 掲載日:2017年1月26日更新
消防団や自主防災組織に加入する地区住民が消火活動に向かう

消防団や自主防災組織に加入する地区住民が消火活動に向かう
出火場所は築230年の国指定重要文化財「早川家住宅」
室内に取り残された観光客を救出に向かう消防隊員
海に向かって一斉放水
火災報知器や消火器などの設備を確認する立入検査も行われた

 1月26日(木曜日)、「文化財防火デー」行事の一環として、通地区の国指定重要文化財「早川家住宅」で消防訓練が行われ、地域住民や消防隊員など約40人が参加しました。

 「文化財防火デー」は、昭和24年1月26日に、現存する世界最古の木造建築物である法隆寺金堂(奈良県)が炎上したことを契機として、昭和30年の同日に制定されたものです。毎年この日には、全国各地の文化財所在地で訓練が行われ、消防署や地域住民などの連携体制を確立するとともに、防火意識の向上が図られています。

 この日は、早川家住宅の台所から出火した想定でスタート。所有者の早川義勝さんは119番通報すると、住宅から出て大声で近隣住民に「火事だ!」と知らせました。その後、消防団や自主防災組織に加入する地区住民が現場に駆けつけ、消火活動を行いました。また、60歳以上の男性観光客が1人取り残されたという想定で、消防隊員による救出活動も行われました。

 最後に、海に向けて一斉放水を行い、訓練は終了。中央消防署の廣澤洋行署長は「通地区は住宅密集地のため、今回のような早川家住宅からの出火ではなく、周辺火災の火が燃え移ることも考えられます。地域住民の皆さんには、日ごろから各自で防火の意識を持つように心掛けてください」と講評を述べました。

 この日は、早川家住宅に加え、二尊院や日置八幡宮で、火災報知器や消火器などの設備を確認する立入検査も実施されました。消防本部では今後、大寧寺や三隅山荘、西圓寺でも同様の立入検査を行う予定とのことです。