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長門・俵山道路で初めてのトンネル貫通

ページID:0016895 更新日:2016年11月24日更新 印刷ページ表示
大寧寺第2トンネルの貫通を祝って参加者で記念撮影

大寧寺第2トンネルの貫通を祝って参加者で記念撮影
貫通式では廣川国土交通省中国地方整備局山口河川国道事務所所長からあいさつ
トンネルの掘削方法などを説明しながら最深部へ進む
大型の削岩機で作業すること10分、壁に穴が開き光が差し込む
トンネルの貫通に参加者から歓声も上がる

  11月24日(木曜日)、現在、工事が続いている長門・俵山道路で初めてトンネルが貫通することになり、地元住民などを招いたトンネル貫通式が行われました。

 今回貫通するのは、長門・俵山トンネル大寧寺第2トンネルで総延長は194.0m、今年の6月から工事に着手し、約5ヵ月間での貫通となりました。貫通式では工事を担当した東急建設株式会社の伊東所長が「6月の安全祈願祭から5ヵ月で貫通の運びとなった。全長は短いトンネルだが苦労もしたので、苦労の跡を見てほしい」とあいさつ。続いて国土交通省中国地方整備局山口河川国道事務所の廣川誠一所長が「平成31年度の完成に向け3つのトンネル工事を並行して進めている。トンネルの貫通をなかなか見る機会はないので楽しんでほしい」とあいさつしました。

 その後、地元の湯本地区から招かれた住民や関係者らはトンネル内に入り、施工者からトンネル工事の手法の説明を受けながら、残り1mまで掘り進んだ状態の最深部まで進みました。最深部では大型の削岩機で削りあげる様子を見学、削岩機が貫通し、小さな穴から光が差し込むと見学者から歓声が上がりました。

 長門・俵山道路は長門市と下関市を結ぶ延長5.5kmの幹線道路で、災害時の孤立解消や救急医療活動の支援など地域の安全・安心の確保を目的としています。さらに山陰地方の高規格幹線道路網の一部を形成する道路として、広域交流の促進および地域活性化に貢献することが期待されており、平成31年度に開通が予定されています。