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5月3日(火曜日)、俵山の麻羅観音堂で供養祭が行われました。
麻羅観音は、大内義隆の末子が女装して山中にかくまわれていたところを捕らえられ、殺されたことを哀れんだ里人が、社を建立し霊を慰めたことが始まりとされています。現在では、子孫繁栄や恋愛成就、夫婦円満を祈願するため、多くの参拝者が訪れています。
この日はあいにくの雨となり、例年行われているバザーやもちまきなどは行われませんでしたが、午前11時から法要のみ営まれ、大西市長や地元関係者など約20人が出席しました。供養祭を終え、下安田区の三浦辰美自治会長は「今後も地区住民一丸となって、伝統と文化を守っていきたい」と話しました。
麻羅観音堂は、俵山下安田区の県道281号線沿いにあります。観音堂前には15台程度を無料で駐車できるスペースがあり、車で来る場合はこちらを利用して参拝に訪れることができます。