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「飛鳥II」仙崎初寄港

ページID:0014467 更新日:2016年4月23日更新 印刷ページ表示
仙崎初寄港となった「飛鳥II」

仙崎初寄港となった「飛鳥II」
長門市から入港記念として盾、記念絵画、鶏卵せんべいが贈られた
船内はホテルのような豪華なフロア構成
屋上にはプールなどの施設も
深川湯本地区の伝統芸能「南条踊」も披露された

 4月23日(土曜日)、国内最大のクルーズ船「飛鳥II」が仙崎漁港沖に初入港し、歓迎イベントが開催されました。

 「飛鳥II」は総トン数約5万トン、全長241m、幅29.6m、定員数872名、乗組員数約470名の国内最大のクルーズ船で、JTBチャータークルーズの「春彩の日本一周クルーズ」で4月20日(水曜日)に横浜を出発し、神戸、別府と寄港した後、4月23日(土曜日)の午前7時頃、長門市仙崎港から約2.7km先の沖合に入港しました。今回のツアーでの乗船者数は約730名です。

 船内で行われた歓迎セレモニーでは、大西市長が「飛鳥IIの初の寄港を心から歓迎します。長門市仙崎は北前船の寄港地、捕鯨基地、大陸からの引揚港といった歴史がある天然の良港で、金子みすゞさんの育った町でもあります。金子みすゞさんの詩に鯨法会がありますが、鯨に戒名を付け、胎児を墓に埋葬し、鯨の法要を今なお続けている地域で、心豊かで心優しい人が多い町です。美しい自然、美味しい食べ物とともに、長門市の優しさに接してほしい」とあいさつしました。その後、長門市から入港記念品として入港記念盾、長門市在住の画家・尾崎眞吾氏が描いた記念絵画、鶏卵せんべいが手渡されました。

 続いて、飛鳥IIの小久江尚船長から「今朝入港する時、きれいな朝焼けと凪いだ島々が印象的で、風に非常に強い天然の良港と感じた。今回が初寄港だが、乗客のみなさんには思い出深い仙崎にしてほしいし、毎年のように来たい」とお礼の言葉を述べました。

 乗船客は「飛鳥II」から青海島観光汽船の船に乗り、仙崎に上陸し、観光船クルーズや金子みすゞ記念館周辺の散策など、初寄港となる仙崎を楽しみました。また、青海島シーサイドスクエアでは歓迎イベントとして、焼き鳥やふく鍋の振る舞い、俵山温泉の出張足湯のほか、深川湯本地区の伝統芸能「南条踊」も披露されました。

 長門市では山口県とともに大型クルーズ船の誘致活動に取り組んでおり、大型クルーズ船の仙崎港寄港は平成26年5月の「ぱしふぃっくびいなす」に続いて2回目となります。