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11月28日(木曜日)、生活習慣病予防講演会が長門市地域医療連携支援センターで開催され、約100人が聴講に訪れました。
生活習慣病は初期には自覚症状がないため、自分の健康管理に努め、病気の発症や重症化を予防し、早期に治療につなげることが大切となります。この講座は、生活習慣病について学習することにより、自分の健康状態を理解し、予防行動や自己管理ができるようになることを目的に開催されました。
講演会に先立ち、長門市市民福祉部の川野部長が「県内の健康寿命を見ると、残念ながら長門市は県内最下位であり、これを上げていかなければならない。今年4月に健幸百寿プロジェクトを立ち上げ、庁内の連携を図りながら市民の健康づくりをサポートする取組を始めた。ラジオ体操など健康な体を自らつくっていってほしい」とあいさつ。その後、市の保健師から歯科健診案内などの説明が行われました。
講演会では、市内で歯科医院を営む田中歯科医院の田中克典院長が「お口のケアで百歳まで元気に」と題して講演。歯周病と糖尿病は互いに関連しあって、互いの悪化させるなど密接な関わりがあるとし、歯周病治療の実際の症例をもとに段階による治療を紹介しながら、健康を保つために口のケアをすることの大切さを語りました。