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11月9日(土曜日)、「第5回ONSEN・ガストロノミーウォーキングin長門・俵山温泉」が俵山地区で開催され、県内外から参加した約160人が全長9kmのコースを歩きました。
ONSEN・ガストロノミーウォーキングとは、豊かな自然や良い景色を見られる場所を歩いてめぐりながら、温泉地が持つ「食」と「文化」の魅力を体感するウォーキングイベントで、長門市では5回目の開催となります。俵山の秋の魅力を感じられる全長8kmのコースが設定されました。
俵山スパスタジアムで開催された開会式では、大西市長が「俵山は秋真っ盛り。景色や食材、温泉を堪能してほしい」とあいさつ。ANA上席執行役員関西支社長の新居勇子さんが「このイベントは健康的で一人でも参加できる新しい観光の形だと思う。一日怪我なく過ごしてほしい」と述べました。
参加者らは3つのグループにわかれ、最初にグラウンドでヨガを体験し、心と体をほぐした後、それぞれ時間差でスタート。最初のガストロポイント(グルメステーション)は温泉街の中にある温泉閣で、鹿の燻製やごま豆腐、野菜の揚げびたしといった俵山の食材を使った前菜が用意されました。参加者らは見た目にも美しい料理を前に写真を撮ったり、美味しそうに食べていました。
その後、参加者らは全長8kmのコースを歩き、ゆずもぎ体験や地鶏の炭火焼、獺祭を始めとした日本酒、せむら牡蠣やとらふぐなどの海の幸、竹が広がる里山の風景を堪能しました。
参加者は「美味しいものを食べて、歩いて景色を見て、温泉に入って楽しめる。9キロという長さも参加しやすいのでは」「いろんなイベントに参加したけど、ここが一番良かった。来年もまた参加したい」など感想を話していました。