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8月18日(日曜日)、観光まちづくりの取り組みが進む長門湯本温泉で、現在温泉街の中で進行中のリノベーション物件の内覧会が行われました。
これまで長年使われていなかった空き家を活用した新たな事業の準備や既存の店舗の改装など、ソフトコンテンツを支える取り組みが、「おとずれリノベ PROJECT」として、着々と進んでおり、この日は改装中の3件の物件について、それぞれの事業者から事業の紹介と内装の見学が行われました。
音信川にかかるきらきら橋のすぐそばの物件では、長屋プロジェクト(仮)として、音信川に面する⻑門湯本温泉の風情を感じさせる伝統的⻑屋建築をリノベーション。 1階にカフェ、2階にバーが入店する予定で、そのほかにも事業者の事務所兼宿舎や地域のためのスペースを提供する予定で、来年の3月までには開業する見込みです。
整備中の竹林の階段そばにある物件では、まちの番台「おとずれ堂」として、お土産物が購入できる場所、まちのインフォメーション機能としての案内所、地域の寄り合い所のサービスを提供する予定で、こちらも来年3月には開業する見込みです。
3件目はまちかど資料館裏、大寧寺旧参道沿いにある物件で、「ゆもと暮らしプロジェクト」として、シェアハウスが開業予定です。⻑門湯本で働く人たちが活き活きと暮らしを楽しむ場所になるように、古⺠家を集まって住むことの出来るシェア型の住宅と店舗にリノベーションが予定されています。
地域住民ら参加者は3件のリノベーションプロジェクトを見学し、いよいよ完成が近づいてきた長門湯本温泉観光まちづくりの姿に胸を躍らせていました。