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フードツーリズムの可能性を探る~地域活性トレンドセミナー~

ページID:0025697 更新日:2019年2月14日更新 印刷ページ表示
市内外から約80人が参加

市内外から約80人が参加
パネラーとして登壇した日本野菜ソムリエ協会理事の王理恵さん
長門市の大谷副市長も登壇して、長門市の食材などを紹介
ホテル楊貴館の岡藤明史専務は食をテーマにしたツアー企画を紹介
会場からも質問が多く寄せられた

 2月14日(木曜日)、地域ならではの食・食文化をその地域で楽しむことを目的とした「フードツーリズム」をテーマにした地域活性トレンドセミナーが長門市しごとセンターで開催され、市内外から約80人が聴講に訪れました。

 これは一般社団法人日本フードツーリズム協会が主催したもので、同協会が提唱する愛する郷土の人や食文化を活かし、その地域ならではの食を楽しむフードツーリズムについて、その概要や長門市の魅力を活かしたフードツーリズムの可能性、地域課題を食で解決するコツなについて議論が行われました。

 一般社団法人日本野菜ソムリエ協会理事長、一般社団法人日本フードツーリズム協会理事長である福井栄治さんがファシリテーターを務め、長門市の大谷恒雄副市長、一般社団法人日本フードツーリズム協会理事の王理恵さん、株式会社CUISINE KINGDOM代表取締役の中沢美佐子さん、NPO法人つなぐ理事長、ホテル楊貴館取締役の岡藤明史さんがパネリストとして登壇し、それぞれの立場から意見が述べられました。

 王理恵さんは対馬での事例を紹介しながら、「食べるだけでなく、食体験があり、帰ってからも毎日の生活にかかわりがあるような関係性を生むものがフードツーリズムです」とコメント。大谷副市長は「手つかずの自然がもたらす恵みが長門市の魅力」とし、仙崎イカや長門ゆずきちなど長門市の食材を紹介しました。中沢美佐子さんは「地域だけでなく首都圏などに住む山口県出身者など外部の人や行政とも連携しながら取り組むことが重要。地元のものを大切にして残してほしい」と述べました。

 ファシリテーターを務めた福井栄治さんは「消費財として売ってきたものをサービス財に変えること。食の魅力をコンテンツ化し、サービス財に変えることができると地域は活性化する」とアドバイスし、メモを取る参加者の姿も多くみられました。