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2月3日(日曜日)、長門市駅南のショッピングセンターウェーブで、長門大津くじら食文化を継承する会により鯨汁の無料配布が行われました。
古式捕鯨で栄え、近代捕鯨発祥の地でもある長門市では、節分の日に大きなものを食べる風習があり、この日はイワシクジラ8kgとニンジンやゴボウ、大根などの市内産の野菜を使った鯨汁300食分が無料で配布されました。会場に訪れた買い物客らは温かい鯨汁を「味付けが良くておいしい」など味わっていました。
長門大津くじら食文化を継承する会では平成19年2月から毎年、この活動を続けており今回で13回目となります。同会の藪木事務局長は「今日は日曜日ともあり、例年に比べて多くの人に鯨汁を楽しんでいただけた。日本がIWCを脱退し、調査捕鯨の鯨は入手できないが、商業捕鯨が再開するので何とか鯨肉の供給はできると思う。これからいかに鯨を食べる機会を増やしていくかが大切と思います。」と話していました。