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2月1日(金曜日)、「学校給食・くじら交流の日」にちなんで、小中学校16校と下関市の学校・幼稚園でのくじら肉の提供が行われました。
今年で7回目となる「学校給食・くじら交流の日」は、古式捕鯨のまちである長門市と近代捕鯨のまちである下関市の市民一体感醸成や伝統のくじら食文化の普及啓発を目的に、両市の学校給食でくじら肉を提供するものです。
くじら肉給食が提供された日置の神田小学校では、大西市長や松浦教育長のほか、早川義勝くじら資料館長が出席しました。はじめに、大西市長が「捕鯨は通や川尻が有名ですが、黄波戸にも鯨組があったといいます。黄波戸にも深い繋がりがあるということです。また節分に大きなものを食べるものを食べると良いとされていますので、今日はぜひくじらを食べてほしいと思います。と挨拶しました。続いて、早川館長より鯨の講話が行われ、ハクジラやヒゲクジラの大別方法や特徴、今日の給食がイワシクジラであることなどが児童たちに伝えられました。
給食がはじまると児童たちは美味しそうに鯨肉を頬張っていました。給食を食べた神田小学校の板野央輔くんは、「柔らかくてお肉みたいな感じだった。家でも出てきて欲しい」と感想を述べました。なお、本日提供されたくじら給食は、下記のとおりです。