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10月26日(金曜日)、長門市と公益社団法人長門市シルバー人材センターとの「空き家等の適正管理に関する協定」の締結式が長門市役所で行われました。
これは空き家等の適正な管理を促進することにより、良好な生活環境の保全や安全で安心なまちづくりの推進に寄与することを目的に協定書の締結を行うもので、自治体とシルバー人材センターが協定を結ぶのは、山口市と防府市に続き、県内で3番目となります。
協定では、市内の空き家が放置され、管理不全な状態となることを防ぐため、市とシルバー人材センターが相互に連携・協力し、空き家の所有者などに対して、見回り業務や除草作業などセンターが行う管理業務の紹介などを行い、空き家の適正な管理を促進する内容となっています。
締結式に臨んだ大西市長は「空き家調査では市内に約1,400戸の空き家があり、10軒に1軒は空き家となっている。全国的にも問題となっているが、管理不全の空き家が散見し、防災面や衛生面、景観面において問題となっている。今回の協定の締結により、シルバー人材センターが管理不全空き家を適正管理することで、管理不全空き家の減少と空き家の有効活用につながる体制をつくりたい」とあいさつ。公益社団法人長門市シルバー人材センターの木下紀一郎理事長が「市の信頼を損ねず、住民に満足してもらえるよう、空き家の適正管理に努めたい」と抱負を語りました。
今後は、市が空き家の管理に関する相談を受けた時にシルバー人材センターの事業を紹介するなど、空き家相談の窓口を確立し、空き家管理の適正化につなげていくこととしています。
なお、公益社団法人長門市シルバー人材センターでは次のとおり、空き家管理サポート事業を行っています。
【空き家管理サポート事業】
基本料金(税込):1回 1,500円
基本サービスの業務内容
問い合わせ:公益社団法人長門市シルバー人材センター Tel 0837-22-5639
長門市シルバー人材センターHP<外部リンク>