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今年、開館25周年を迎える香月泰男美術館で新しい企画展「香月泰男 風景へのまなざし-スペイン編-」が10月24日(水曜日)から開催されています。
開館25周年を迎えた10月25日(木曜日)には、香月画伯の母校である明倫小学校の6年生32人が、三隅地区の三賢人(村田清風、中原篷、香月泰男)を学ぶ地域学習の一環で訪れました。児童らは前日に学校の教室で事前に香月泰男画伯について学び、この日は美術館で本物の絵を見る機会が設けられました。学芸員から美術館での鑑賞のマナーの説明があったのち、児童らは館内に移動して、香月泰男画伯の作品を鑑賞、それぞれが気づいたことをノートにまとめました。鑑賞した児童は「水彩画や油彩画などいろいろな書き方があることがわかった。海外の風景を見れて楽しい」と感想を話していました。
今回の企画展では、香月泰男画伯が1956年の初渡欧時に描いた着彩スケッチや油彩をはじめ、晩年の1972年にスペイン・モロッコを旅した際に描いたスケッチ、油彩、版画など約80点が展示されています。また、開館25周年記念オリジナルグッズとして、香月画伯の作品をモチーフにしたオリジナルの干菓子(販売価格680円)も販売されています。
企画展「香月泰男 風景へのまなざし-スペイン編-」は平成31年1月31日(木曜日)まで開催、開館時間は9時から17時(入館は16時30分まで)、毎週火曜日が休館(年末年始は営業)です。また下記の日程で学芸員によるギャラリートークも開催されます。
■学芸員によるギャラリートーク
日時:平成30年12月22日(土曜日)・平成31年1月20日(日曜日)
いずれも11時から40分程度(事前申し込み不要)