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海を知るためにペットボトルカヌー制作

ページID:0023251 更新日:2018年7月19日更新 印刷ページ表示
みんなで協力してペットボトルをつなげる

みんなで協力してペットボトルをつなげる
海のプロから海の危険性や命を助ける方法を教わる
ペットボトルに色セロハンを入れていき、見栄えを良くする
間違わないよう設計図を確認していく
完成したはやぶさ号(右)、スマイル号(左)

 水辺の自然体験活動を通じて、子どもたちの心身育成を目指す特別プロジェクト「全国一斉『海の日』手作りいかだ&カヌーチャレンジ」が、7月19日(木曜日)、神田小学校体育館で開催されました。

 今回参加したのは、神田小学校の全校生徒19名で、JAL向津具マラソンで使用した2Lのペットボトルを120本ずつ計240本使い、2人乗りのペットボトルカヌー2艇の制作しました。開会式では、主催者である公益財団法人ブルー・アンド・グリーン財団の田邉宏さんが「海で溺れている人を見たときは、ベットボトルを浮きとして人を助けることができる。今日は、協力して海でも浮かぶペットボトルカヌーを作りましょう」と挨拶しました。

 続いて生徒たちは、指導者から制作方法について説明を受けたあと、2グループに分かれてペットボトルカヌーの制作を開始。カラフルなカヌーにするため、丸めた色セロハンをペットボトルに封入しました。次にシリコーンで2つのペットボトルを接着し48組の部品を作成。設計図通りに部品を並べて、協力しながらいかだの形にしました。仕上げに上部分の側壁を作り、彩り豊かなペットボトルカヌーが完成しました。

 その後、2艇のペットボトルカヌーは、スマイル号とはやぶさ号と名付けられ、生徒たちは集まって完成を記念して写真撮影を行いました。参加した青木優衣さんは「ペットボトル同士をくっつけても、固まらないうちはすぐ外れてしまったので難しかったが、みんなと協力してできたので楽しかった」と感想を述べました。

 本プロジェクトでは、乗船体験会も計画されており、7月26日(木曜日)には、実際に海で、制作したペットボトルカヌーでレースをするとともに、ローボードなどを使った海洋性レクリエーション教室や水辺の危険を学ぶ安全教育も行われる予定です。