12月19日(土)、向津具半島の川尻岬で、関係5機関による磯釣り者への安全指導が行われました。 冬季の磯釣りシーズンを迎え、海中転落事故が多発している川尻岬では、事故の未然防止を目的に毎年釣り人への安全指導を実施しています。この日は、仙崎海上保安部、長門警察署、長門市消防本部、長門市、九州磯釣連盟山口県支部から約20人が参加しました。 参加者は釣り人へ「海の安全ガイドブック」を配布しながら、ライフジャケットの着用や、連絡手段を確保すること、緊急時は「118番」への通報を行うことなどを呼びかけました。 指導を終えて、九州磯釣連盟山口県支部の永見静夫支部長は「釣りは自然が相手となりますので、常に天候の急変などの危険が伴います。今後も事故の未然防止を呼びかけるとともに、発生時の対応について、各機関の関係を密にしていければと思います」と話しました。