師走を迎え、年末年始の警戒活動への発隊式や出動式が12月10日(木)、長門警察署と仙崎海上保安部で行われました。 長門警察署では年末年始特別警戒隊発隊式が行われ、警察署員ら約30人が参加しました。楠純二長門警察署長は大西市長と共に署員の服装点検を行った後、「市内でもうそ電話詐欺や不審電話、万引きなどが発生しており、交通事故による死者も1人出ています。これから年末年始にかけて、万引き多発店舗や金融機関、深夜スーパーなどの立ち寄り警戒を行ったり、防犯指導により市民の意識の向上を図ることで、明るく楽しい新年が迎えられるように健康に留意してしっかり取り組んでほしい」と訓示しました。 大西市長は、「現在、高齢者事故多発警報が出ているところで、長門市から交通死亡事故を出さないよう活動をお願いします。また、事故だけでなく犯罪もいつどこで起こるか分かりません。新年が平穏に迎えられるようよろしくお願いします」と話しました。 市内では今年11月末までの犯罪認知件数が160件と、昨年より30件近く増加しており、その中でも高齢者による万引きが大きく増えています。特別警戒は1月3日まで続くということです。 また、仙崎海上保安部では、年末年始特別警戒および安全指導出動式が行われ、集まった海上保安部の職員約30人を前に福山孝輝部長が「安全な航行への指導や海岸警備にしっかり取り組んでください」と訓示を行いました。