開館から12年と8ヵ月を迎えた仙崎にある金子みすゞ記念館への入館者が11月17日(火)、150万人目を迎え、記念セレモニーが行われました。 150万人目の入館者となったのは、大阪府岸和田市から訪れた高橋順子さんで、母の里子さん、妹の祐子さんと3人で山口県への旅行中に金子みすゞ記念館を訪れたものです。 高橋さんたち3人は150万人目の入館者であることを告げられると案内され、大西市長と矢崎節夫館長と3人で記念のくす玉割りを行いました。そして大西市長から花束を、矢崎館長から金子みすゞ童謡全集の書籍をプレゼントされました。 高橋さんは、毎年家族でいろいろなところを旅行しているということで、長門市は初めて訪れたとのこと。「以前からここを訪れたいと思っていました。150万人目の入館者ということで、とてもびっくり、驚いています」と話しました。 大西市長は、「150万人目、ようこそ金子みすゞ記念館へ。この仙崎地区はこの記念館を核としてまちづくりに取り組んでいきたいと思っています。道の駅などいろいろな見所も整備されると思いますので、またぜひお越しいただきたいと思います」と歓迎し、矢崎館長も「記念館を尋ねてみようと思っていただいただけでうれしく思います。仙崎はこれからみすゞさんで元気になります。(手渡した詩集を)読んで楽しんでもらえるといいな、と思います」と祝いました。 館内では、みすゞ保育園の園児が「私と小鳥と鈴と」などみすゞの詩の歌3曲を披露し、高橋さんやほかの来館者を歓迎しました。